10月 02, 2019 03:31 Asia/Tokyo
  • ハータミー大臣と河野防衛大臣
    ハータミー大臣と河野防衛大臣

イランのハータミー国防軍需相が、日本の河野防衛相と電話会談し、「過激派やテロへの対策には、特に東西アジアの2地域の間の安全保障分野での結びつきを含み、世界規模での決意が必要だ」と強調しました。

イルナー通信が1日火曜、報じたところによりますと、ハータミー大臣はこの電話会談で、河野防衛相着任に祝意を述べるとともに、「イランと日本は常にすべての分野において良好な関係を維持してきた」とし、「イランは、日本との防衛関係を拡大したいと考えている」と述べました。

また、地域情勢について説明し、「いずれの国も、他国の情勢不安を尻目に地域での自身の安全を得ることはできない。ペルシャ湾地域を含む世界での安全は島単位では確立し得ない」としました。

さらに、サウジアラビア石油施設への攻撃にイランが関与していたとする、一部の国の事実無根の疑惑に言及し、「この問題にイランが関与していたことを裏付ける証拠は一切存在しない。イランに疑いをかける輩は、イエメン国民の軍事力が信じられない、あるいは信じたくないかのどちらかだ」として、イランの関与を強く否定しました。

そして、「イランは他国の支援を得た地域の安定と安全確立を求めている。そして、世界の安全と平和を支持する」と強調しました。

一方の河野防衛相も、地域情勢に関する自らの見解を述べるとともに、地域の安全にイランが積極的な役割を果たすことを歓迎し、また、ハータミー大臣を日本訪問に招待しました。

両者はこの会談で、今後も協議を続けていくことを確認しました。

 

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