イラン外相、「ペルシャ湾での安全は分割不可能」
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ザリーフ外相
イランのザリーフ外相が、クウェートの新聞アル・ラーイに掲載された記事において、地域単位の平和構想「ホルモズ平和イニシアチブ」に関して説明し、「ペルシャ湾の安全保障は分割できないものであり、この地域ですべての国が安全というの恩恵にあずかるか、もしくはいずれの国も安全を確立できないかのいずれかだ」と語りました。
ザリーフ外相はこの記事において、「ペルシャ湾地域は、国際貿易やエネルギー面で戦略的に重要な地域だ」とし、「地域諸国にとって、国際市場へのアクセス保障を目的とした安全や安定は必要不可欠である」と述べています。
また、「これまで数世紀にわたり、地域諸国が地域の安全を確保しているが、それは協力なしでは不可能だ」としました。
さらに、地域外の大国と一部の地域諸国による軍事同盟や膨大な量の兵器の購買に触れ、「大国との軍事同盟の結成や兵器輸入では安全保障は実現されない。これらの大国は、干渉行為や、シオニスト政権イスラエルへの支持により、地域の安全保障を最大の脅威に直面させている」と語っています。
そして、ペルシャ湾岸諸国に対し、「安全保障は、国民や国家の能力への依拠や信頼、そしてほかの地域諸国との善隣外交の強化にかかっている」と述べました。
ザリーフ外相はまた、国連総会でイランのローハーニー大統領が提唱した「ホルモズ平和構想」に触れ、「この平和構想は、この地域にあるサウジアラビア、イラク、オマーン、アラブ首長国連邦、クウェート、カタール、バーレーン、そしてイランの8カ国の参加により、地域内の対話を通しての包括的な安全の確立に必要かつ、十分な可能性を有している」としています。
さらに、「この構想は、国連の目的や原則の遵守、善隣外交、国家主権の尊重、領土保全、国境の不可侵、すべての対立を平和的に解決すること、暴力や脅迫の拒否、軍事同盟への一切の不参加、内政・外交政策への不干渉を基調としている」とし、「いずれの計画を成功させるにも、相互間の信頼やすべてのメンバーの協力・参加が必要だ」と語りました。
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