視点;イランでの騒乱にCIAの足跡
11月 20, 2019 20:39 Asia/Tokyo
米国のシンクタンク、ロン・ポールのダニエル・マクアダムズ主任が、「CIAは、最近イランで発生した騒乱や暴動に関与している」と発言しました。
マクアダムズ氏は、RTテレビのインタビューで、今月15日にイランで発生した一連の騒乱に触れ、「イランの最近の情勢変化は単に燃料の値上げによるものではなかった。イランにいる米国の共謀者によって、またCIAの計画に従って引き起こされたものだ」との見方を示しました。
また、米国の共謀者とはイランの反体制テロ組織モナーフェギン(MKO)だとし、「この種の騒乱の多くは、米トランプ政権内で仕組まれたCIAの行動によるものだ。この計画は昨年からCIAのメンバーMichael D'Andrea氏に一任されている」と説明しました。
これ以前にも、イランでの情勢不安を狙ったD'Andrea氏による計画が暴露されています。この計画は、サウジアラビアやアラブ首長国連邦の支援を受けていました。
米大統領府は今月17日、声明を発表し、イランに対する事実無根の主張を繰り返すとともに、ガソリンの値上げを口実にイランの複数都市で公安を乱し、公共物を破壊した暴徒の一部を支持するとの干渉的な表明を行いました。
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