11月 28, 2019 18:29 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー大使
    タフテラヴァーンチー大使

イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、アフガニスタンからの多国籍軍の撤退を強調するとともに、「アフガン和平交渉は、同国のすべての関係勢力が参加した上で、アフガン人自身による管理監督のもと、またアフガン政府を中心としたものとなるべきだ」と語りました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー大使は27日水曜、アフガニスタンに関する国連総会において、「アフガニスタン国民はこれまで長年にわたる情勢不安の後、恒久的な真の平和を求めている」とし、「いずれの国も、アフガニスタンの将来に関する決定権を有しておらず、この権利はアフガニスタン国民だけが有するものだ」と述べています。

また、多国籍軍のアフガン駐留問題に触れ、多国籍軍が責任を持って段階的にアフガンを撤退することを求めました。

さらに、テロ組織や麻薬密売組織への対抗に向けた効果的な努力の必要性を強調し、「世界での麻薬対策の先進国とされるイランは、この道において3815人の殉教者および1万2000人以上の負傷者を出している」としています。

最後に、イランでのアフガン難民の状況に対するアメリカの対イラン制裁の悪影響にも言及し、「この状況により、イラン国内の多くのアフガン難民が、ヨーロッパ諸国をはじめとする他国への移住を真剣に考えている」と語りました。

 

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