イラン保健医療教育相が、米のイラン制裁をめぐりWHO事務局長に書簡
11月 29, 2019 23:09 Asia/Tokyo
-
ナマキー保健医療教育大臣
イランのナマキー保健医療教育大臣が、WHO世界保健機関のテドロス・アダノム事務局長に宛てた書簡において、米国による圧政的な制裁を指摘し、イラン国民の食品や医薬品、医療機材の調達・入手を阻んでいることに沈黙しないよう求めました。
イルナー通信によりますと、ナマキー大臣はアダノム事務局長に宛てた書簡の中で、「米国はイランへの制裁は医薬品や食品、医療機器などを対象としていないと主張している。だが、実際にはこれがイラン国民向けの医薬品輸入の阻止を意図して行われている」と訴えています。
また、「米国はイラン国民を標的にした制裁によって、経済テロを引き起こしているだけではない。事実上、人類に対する犯罪を起こしている」と指摘し、「医薬品や医療器材の輸入に立ちはだかる大きな障壁は、イラン人患者の多くの治療の質やプロセスに悪影響を及ぼしている」と強調しました。
さらに、イラン国民を制裁の標的にしている米国の行動を、全人類の健康を目指すという国際的な目的に反するものだとし、「米国は常々国際法や国連憲章に違反している」と非難しました。
そして、「全人類の保健衛生の実現の責任者としてのWHOは、米国の犯罪に沈黙すべきではない」とし、「国連の責任者は、人権や人道法を初めとする法律や国際的な外交慣習の原則に違反する者、一方的な行動に厳しく対処すべきだ」としてWHOの行動を促しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ