EU新上級代表の初仕事はイランへの干渉
(last modified Mon, 09 Dec 2019 05:48:41 GMT )
12月 09, 2019 14:48 Asia/Tokyo
  • ボレル上級代表
    ボレル上級代表

EUのボレル新外務・安全保障政策上級代表が、人権擁護と称して、「イランでの最近の騒乱に対する同国の治安部隊の対処方法は容認できない」と語りました。

ファールス通信によりますと、ボレル上級代表は8日日曜、干渉的な声明を発表し、イランが人権侵害を行い、抗議行動に暴力的に対処したとして非難しました。

また、「イランの治安部隊は外国の要請には注目せず、騒乱に対処する上で自制を欠き、武力の不当な行使に訴えた」としました。

イランでは、先月15日からガソリン価格が改定されたことを受け、テヘランやその他の一部都市で市民による平和的な抗議行動が実施されました。

しかし、事前に訓練を受けた暴徒らがこれに乗じて市民の中に紛れ込み、公共物や民間の私的財産、さらには銀行や病院の緊急医療センター、救急車や公共の交通機関を破壊するなどの暴挙を繰り返しました。

イラン各地の人々は、暴徒らによるこうした暴力行為に強い嫌悪を表明、その後自発的に行進を開催して暴徒らを糾弾するとともにイランの治安と体制への支持を訴えました。

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、同国国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記による今回の騒乱で発生した死傷者の状況追跡に関する報告に対し、「イスラムの慈しみをもとに行動すべきである」と述べています。

 

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