1月 01, 2020 17:45 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー大使
    タフテラヴァーンチー大使

イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、「アメリカがイランに疑惑の矛先を向けているのは、17年間にわたるイラク占領と罪なき多数のイラク市民の殺害という自らの犯罪から世論を逸らす工作だ」と述べました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー大使は31日火曜、在イラク米大使館が襲撃されたことに関して、米国がイランに疑惑を向けていることに反論し、「米国のこの種の疑惑は、同国による最近のイラク民兵組織のメンバー殺害からイラク国民の怒りの声を逸らすために提起されたものだ」と指摘しました。

また、「イラクの民兵組織ハシャド・アルシャビはイラク人による組織だ。合法的、民主的なイラク政府の監視のもとで法律に従い活動している。イラクの中で、テロ組織ISISとの戦い、その掃討に重要な役割を果たしてきた」と説明しました。

米トランプ大統領とその他政府関係者は、米軍無人機がハシャド・アルシャビの拠点を攻撃した先月29日の出来事の後、この責任はイラン側にあると吹聴しています。

トランプ大統領は、イランに対する最大限の圧力政策の失敗を覆い隠すため、再びイランを脅迫しました。

外国公館が立ち並ぶバグダッド市内グリーンゾーン地帯では31日火曜、イラク人数千人が最近の米無人機の攻撃で殉教したハシャド・アルシャビのメンバーの葬儀を開催、続けて米大使館前に集結した抗議者たちは「アメリカに死を」と叫びました。

怒りをあらわにした人々は星条旗を燃やし、米大使館の閉鎖と米大使の国外追放を訴えました。

先月29日夜、米軍の無人機がシリア・イラクの国境地帯にあるハシャド・アルシャビの拠点を爆撃し、同組織のメンバー少なくとも30人が殉教、51人が負傷しました。

 

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