イラン最高指導者が、国内で相次いだ死亡事故に深い弔意を表明
1月 09, 2020 17:45 Asia/Tokyo
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ハーメネイー師
イラン南東部ケルマーンでのソレイマーニー司令官の葬儀で発生した群集事故、テヘランでの旅客機墜落事故により多数の死亡者が出たことを受け、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が哀悼のメッセージを発表しました。
ハーメネイー師は8日水曜、このメッセージにおいて、「殉教したソレイマーニー司令官の葬送での群集事故、そしてイラン人や外国人を含む多数の死亡者を出した(ウクライナ)旅客機の墜落事故は、この2日間における悲痛な出来事であった」と語りました。
イラン政府はこれらの事故に対する公示を発表し、9日木曜を服喪の日としました。
7日火曜、ケルマーン市ではイラクで米軍に暗殺され殉教したソレイマーニー司令官の葬儀が開催され、夥しい数の群集が集まっていました。その中で人々が重なり合って倒れる群集事故が発生し、数十名が死傷しました。

また、8日水曜朝にはテヘランのイマームホメイニー空港付近でウクライナ航空機が離陸直後に墜落し、乗員9名と乗客167名が死亡しています。
事故機に搭乗していた乗客の多くはイラン人で外国人も搭乗していました。
在テヘラン・ウクライナ大使館は、今回の事故原因を技術トラブルと発表しています。

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