イラン政府報道官、「イギリスは、イラン内政への干渉を一切止めるべき」
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イランのラビーイー政府報道官が、テヘラン市内で行なわれていた違法集会に駐イラン英大使が参加していたことに反応し、「英政府はイランの内政問題に干渉するのを一切止めるよう」求めました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
1月 13, 2020 20:58 Asia/Tokyo
  • ラビーイー報道官
    ラビーイー報道官

イランのラビーイー政府報道官が、テヘラン市内で行なわれていた違法集会に駐イラン英大使が参加していたことに反応し、「英政府はイランの内政問題に干渉するのを一切止めるよう」求めました。

マケアー英大使は11日土曜夜、テヘランのアミールキャビール大学前で開催されていた違法集会に参加していたことを理由に一時身柄を拘束されました。その後、外交特権を理由に身元が確認された後釈放されています。

ラビーイー報道官は13日月曜、記者会見し、「駐イラン英国大使の行動は完全に違法で容認できるものではない」とし、「駐イラン・マケアー英国大使をイラン外務省に呼び出し、同大使と英政府に対し、イランの強い抗議の意を伝えた」と述べました。

また、「英国は、過去にイランに内政干渉した黒い経歴の持ち主だ。英政府はわが国の内政への干渉を一切避けるべきだ」と強調しました。

さらに、イラン革命防衛隊ソレイマーニー司令官の暗殺後、対米協議やヨーロッパ諸国の核合意離脱の可能性が話題に上っていることについて、「核合意のどの関係国も、核合意離脱を迫る米国の要求には否定的な回答を示した」と説明しました。

そして、「ヨーロッパが米国が要求を受け入れなかった事は、米国の孤立を意味する」とし、「核合意の崩壊は、多極主義や世界の平和と安全、各国の法治性の原則に破壊的な結果をもたらす」と警告しました。

ラビーイー報道官はまた、テヘラン近郊に墜落したウクライナ機の事故に触れ、「米トランプ大統領や米軍司令官が、イラン領内の拠点への攻撃を示唆したことが、この忌まわしい事故の元凶となった」と述べました。

そして、「イランの関心事は、人的ミスの可能性を完全に封じ込め、この種の事故が二度と起こらないようにすることだ」としました。

 

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