世界におけるイランの位置づけ(3)
このシリーズでは、国際的な統計を元に、天然資源や科学技術、観光業、スポーツなどの各分野において、イランの優れた点を詳しく見ていきます。なお、このシリーズに出てくる情報は2018年当時の統計に基づいています。
さて、皆様は、イランが金と外貨の備蓄量の多さの点で、世界で20番目に位置していることをご存知でしょうか?
ワールド・ゴールド・カウンシル・WGCの報告によりますと、世界の個人資産や銀行預金、そして各国の外貨備蓄には合計18万4000トンの金が存在するとされています。
金は、世界で最も値打ちのある金属であり、その価値が下がることはありません。それは、世界の金融政策においては金が非常に重要であり、世界経済の大半が金の価格の上下に左右されるからなのです。
しかし、現存する金の量は採掘に成功し、登録された分のみです。金の採掘量や地球に残されている金の総量を推測することは極めて困難です。金の採掘企業にとって、1トンの土塊あたり1グラム以上の金が含まれていることは非常に注目に値します。イランは、およそ1330億ドル相当の金および外貨を備蓄しており、この点で世界で20番目にランクされています。なお、世界で最も金の備蓄量が多いのはアメリカとドイツ、続いてイタリア、フランス、中国、ロシアが世界の主な金の保有国となっています。
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