イランとトルコが、「世紀の取引」に対するイスラム世界の断固たる立場を強調
2月 03, 2020 02:39 Asia/Tokyo
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ザリーフ外相(左)とチャブシオール外相
イランのザリーフ外相とトルコのチャブシオール外相が、アメリカとシオニスト政権イスラエルによる一方的なパレスチナ問題解決案「世紀の取引」に対する、イスラム世界の断固たる立場を強調しました。
両者は2日日曜、電話会談を行い、特に被占領地パレスチナを初めとするイスラム世界の最新情勢、親イスラエルに偏向した「世紀の取引」に関して協議しました。
米トランプ大統領は先月28日、ホワイトハウスでシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相と並んで、両政権の思惑を盛り込んだ一方的なパレスチナ問題解決案である「世紀の取引」を発表しました。
この恥知らずな計画の骨子は、聖地をイスラエルの首都として正式に承認すること、ヨルダン川西岸地域の30%のイスラエルへの併合、そして他国に逃れたパレスチナ難民は祖国帰還の権利を剥奪され、パレスチナの完全武装解除を謳っています。
今回の米国の行動は、世界の多くの国の市民の反対や抗議を招いています。
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