新型肺炎
イラン外相、「新型肺炎問題解決に各国が協力を」
2月 29, 2020 14:50 Asia/Tokyo
-
ザリーフ外相(左)と王毅外相
イランのザリーフ外相が中国の王毅外相と電話会談を行い、新型コロナウイルスの対応策について意見を交わしました。
IRIB通信によりますと、ザリーフ外相は王毅外相との電話会談で、イランに対する中国政府の技術・専門分野での助力に感謝すると同時に、新型ウイルスが世界的な問題だとして、「新型コロナウイルス問題解決の道は、あらゆる国が協力し、この問題を政治利用しないことだ」と指摘しました。
また、「イランと中国の研究者や医師による、新型ウイルス根絶を目的とした共同での学術研究を歓迎する」としました。
王毅外相も会談の中で、イランで新型コロナウイルスの感染が拡大していることに遺憾の意を示し、「中国は、イランに対するこれまで以上の専門的助力、新型ウイルス対策やデータ提供、イランとの学術協力などを行う用意がある」と語りました。
そして、ザリーフ外相が中国での新型コロナウイルス流行後に同国民に同情を示した最初の外国政府関係者だったとし、感謝の意を述べました。
中国からの新型コロナウイルス対策の援助物資は28日金曜、第一便がテヘランに到着しました。新型ウイルス検査キット約2万セットを初め、感染拡大防止に必要な保健衛生用品が提供されました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ