イラン大統領「イランへの米の支援は、歴史的な虚言」
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イランのローハーニー大統領が、「アメリカが新型コロナウイルス対策においてイランを支援する用意があると表明しているが、これは歴史的な虚言だ」としました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 23, 2020 19:32 Asia/Tokyo
  • ローハーニー大統領
    ローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、「アメリカが新型コロナウイルス対策においてイランを支援する用意があると表明しているが、これは歴史的な虚言だ」としました。

ローハーニー大統領は23日月曜、閣僚会議において、新型コロナウイルス対策でイランを支援する意向があるとした政府高官の主張に触れ、「米国イラン国民に科している圧政的かつ違法な制裁はテロ行為に等しい。国民に非常に多くの問題をもたらしている」と強く非難しました。

また、「米国イランを支援したいと言うのなら、まず石油輸出、銀行間の送金、医薬品・食品の輸入などイラン側の活動分野を妨害することから手を引くべきだ」と述べました。

さらに、「米国イラン西アジアで犯した最大のテロに責任がある」と強調し、「現状においては、世界の人々にとって米政府関係者の思想、テロに基づく誤まった思想基盤がこれまで以上に明らかになっている」と述べました。

ローハーニー大統領はまた、「イランの国民や政府関係者は、互いに協力、支えあいながら困難な時期を乗り越えるだろう」とし、「世界は、学術、医学など多くの分野においてイスラムやイランの文明に負うところが大きい」と語りました。

さらに、今月20日にスタートしたイラン暦1399年が、イランイスラム革命最高指導者により「生産の飛躍の年」と命名されたことに触れ、「生産の飛躍を実現するためには、近隣諸国を含む世界各国との友好関係の樹立が必須である」との見解を表明しました。

 

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