イラン領空が、多目的無人機の使用によりさらに安全に
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イランの多目的無人機
イラン対空防衛部隊が、新世代型の戦闘・偵察用多目的無人機「アバービール3」、「キャッラール」そして「ジェット」を使用することにより、同国の領空の安全がさらに強化されます。
18日土曜、多数の偵察・戦闘用多目的無人機の引渡し式典が開催されました。
今回引き渡された無人機「アバービール3」は飛行距離150キロで、イランの航空専門家らにより製造され、同国の対空防衛システムに加わっています。
この無人機は事実上、様々な戦闘・電気工学機材を搭載できる中距離戦闘・偵察用飛行物体であり、その主な任務はオンラインデータの収集・送信、さらには侵略作戦の実施となっています。
もう1つの注目すべき点として、この無人機にはイラン国防軍需省により史上初めて、新世代型のテレビ誘導爆弾が装備されていることです。
無人機「キャッラール」も戦闘用無人機の1つであり、友人航空機と同様の積載物の搭載、投下が可能であり、戦闘・自爆能力を備えています。
この戦闘用無人機は、自爆作戦実施の面ではピンポイント攻撃用とされ、ターボジェットエンジンにより地上にある標的に対し使用されます。
さらに、イランの航空産業の専門家らにより製造された新世代型の無人機「ジェット」は、飛行距離が1000キロで、重量は470kgにおよび、時速900キロでの飛行が可能です。
このジェット無人機のそのほかの特徴としては、高度4万フィートで180分間継続して飛行できることが挙げられ、その最も重要な任務は、短距離および長距離の大砲とミサイル防衛システムを実験し、敵の防御ネットワークをかく乱することです。
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