イラン外務省報道官、「米は国際秩序をかく乱する構え」
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イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「アメリカ現政権は、国際秩序のかく乱と、一種の無政府状態を目論んでいる。世界各国の政府や国民はこれに警鐘を鳴らすべきだ」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
May 18, 2020 19:33 Asia/Tokyo
  • ムーサヴィー報道官
    ムーサヴィー報道官

イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「アメリカ現政権は、国際秩序のかく乱と、一種の無政府状態を目論んでいる。世界各国の政府や国民はこれに警鐘を鳴らすべきだ」と語りました。

ムーサヴィー報道官は18日月曜、記者会見でトランプ米大統領の破壊行為の一端に触れ、「世界各国の政府や国民は、国連憲章が強調する国際的な成果や世界的な価値観を守らなくてはならない」と強調しました。

また、「イラン船籍のタンカー拿捕を示唆する米政府の脅迫は、恥知らずな振る舞いである」とし、「米国がある国を気に入らないからといって、それは各国間の合法的な取引を妨害し、制裁を科す正当な理由にはならない」と指摘しました。

さらに、「イラン船舶に対する軽率な行動の責任は、米側にある」とし、「米国が、わが国の船舶の合法的な自由航行を妨害すれば、断固たる反応を受けるだろう」と述べました。

そして、イラクとアフガニスタンでの政情変化を歓迎し、「イラク政府はイランの支持を受け入れてきたし、アフガニスタンでの政治的合意を真っ先に歓迎したのもイランだった」としました。

ムーザヴィー報道官はまた、アフガニスタンでの政治的合意を実現させたイランの役割に触れ、「悪しき目的を追求する一部の国とは違い、イランの第1目標は安定した安全なアフガニスタンの実現だ」と強調しました。

さらに、シリアでのイランの駐留をめぐるポンペオ米国務長官の発言について、「イランは、シリア合法政府の招きにより、テロ対策のために軍事顧問の派遣という形をとっている。シリアでのイランの存在は米国やシオニスト政権イスラエルには関係ない」としました。

最後に、パレスチナ人との連帯を表明する「世界ゴッツの日」が間近に迫っていることに触れ、「この日のための式典開催は、シオニストによる犯罪・占領の終焉まで続くだろう」と語りました。

 

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