イラン外務省報道官、「世界はアメリカの告発ゲームという手は食わない」
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イラン外務省のムーサヴィー報道官が、アメリカのWHO世界保健機関脱退に触れ、「世界は、アメリカの責任転嫁ゲームという手は食わない」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
May 31, 2020 04:44 Asia/Tokyo
  • ムーサヴィー報道官
    ムーサヴィー報道官

イラン外務省のムーサヴィー報道官が、アメリカのWHO世界保健機関脱退に触れ、「世界は、アメリカの責任転嫁ゲームという手は食わない」と語りました。

ムーサヴィー報道官は30日土曜、ツイッター上で、「連続脱退劇の新しい回、そして世界を震撼させている新型コロナウイルスのパンデミック化のさなかにおいて、アメリカWHOとの関係を断絶した」と述べています。

また、「無責任なアメリカの政権は、自国民に対する責務履行に失敗した後、常に自らがもたらした不始末を隠すための逃げ道を探している」としました。

トランプ米大統領は29日金曜、WHOからのアメリカの正式な脱退を発表するとともに、「WHOが必要な改革を実施できなかったことから、アメリカはこの組織との関係を断絶する」と語っています。

トランプ大統領はこれ以前にも、中国寄りだとしてWHOを非難するとともに、「WHOは、新型コロナウイルスに関する誤った情報を流し、また中国からの入国禁止というアメリカの措置に反対した」と述べました。

現在アメリカは、新型コロナウイルスの感染者数が179万5000人、死亡者数は少なくとも10万4000人を計上しており、これらの数字はいずれも世界最多となっています。

 

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