イラン外相、「ウクライナ航空機のブラックボックスをフランスに送付」
6月 23, 2020 15:34 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相は、近日中にウクライナ航空機のブラックボックスをデータ解析のためにフランスに送付すると発表しました。
今年1月8日、ウクライナ航空の旅客機がテヘラン近郊で墜落し、167人の乗客と9人の乗員が死亡しました。 死亡した乗客の大半はイラン人で、このほかカナダ、アフガニスタン、ウクライナ、イギリス、スウェーデンの5カ国、あわせて32人が死亡しました。
ザリーフ外相は22日月曜、カナダのシャンパーニュ外相との電話会談で、イランが、ウクライナ航空機のブラックボックスをデータ解析のためにフランスに送付する予定であることを伝えました。
ザリーフ外相は、「ブラックボックスの送付については、しばらく前から決定されており、まもなく実施される予定である」と語っています。
また、「法的問題の解決と、被害者家族及びウクライナ航空への損害賠償の方法について、イラン側の準備が整っていることは、ウクライナ政府にかねてより通知している」とし、「ウクライナ側はこれまで、交渉のための代表団を公表していない。イラン側はこの問題ついては引き続きフォローしている」と述べました。
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