6月 30, 2020 17:18 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァンチー大使
    タフテラヴァンチー大使

イランのタフテラヴァーンチー国連大使は、対イラン武器制裁延長に向けたアメリカの工作が、国連安保理決議や核合意に完全に矛盾しているとしました。

タフテラヴァンチー大使は30日火曜、国際社会による核合意の実施に向けた努力および、アメリカの脅迫への対抗を強調し、「国連安保理2231は各国が実施すべき国際レベルの義務の一つである」としました。

また、同日開催予定の安保理会議でアメリカが再度、孤立に追い込まれると予想すると共に、「過去の安保理の会合においても、アメリカは唯一核合意を批判する国として、安保理決議2231に対し他の理事国と異なった見解を持っていたが、それは常にほかの理事国の反対に遭遇した」と語りました。

国連安保理による対イラン武器制裁の有効期限満了が近づいていることから、アメリカはイランに反する新たな工作の中で、安保理に対し、対イラン武器制裁の延長を求める決議草案を提出しています。

国連安保理の会合は、安保理決議2231の実施プロセスの最新状況に関する国連事務総長の第9回報告内容を検討するため、30日、ビデオ形式で開催される予定です。

イランからは、ザリーフ外相がこの会議に参加することになっています。

 

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