イラン国連大使、「アメリカは安保理決議第2231号への違反を継続」
7月 21, 2020 14:27 Asia/Tokyo
イランのタフテラヴァーンチー国連大使が、「アメリカは国連安保理決議に従う義務を負っているが、依然として決議第2231号への違反を続けている」と語りました。
タフテラヴァーンチー国連大使は20日月曜、ツイッター上において、イラン核合意を認証した国連安保理決議第2231号が採択されてから満5年となったことに触れ、「2年前、アメリカは自らの言によれば、核合意への『参加』を止め、合意の当事国としてのあらゆる権利を失った」と語りました。
イラン核合意は、数年にわたる度重なる協議の成果として、2015年7月14日にイランと米中ロ英仏独の6カ国により、EU外務・安全保障政策上級代表を交えて締結され、その1週間後には国連安保理決議第2231号の採択により認証されました。
アメリカ政府によるこの合意への妨害行為は、その実施当初から始められましたが、トランプ米大統領の大統領就任によって、それはさらに激しいものとなりました。
2018年5月8日、トランプ大統領はついに、定められた責務を無視して一方的にアメリカをこの国際合意から離脱させ、違法な対イラン制裁の復活を宣言しました。
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