イラン外相、「サウジはイランとの良好な関係を求めず」
7月 22, 2020 17:52 Asia/Tokyo
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ザリーフ外相(左)とラブロフ外相による会見
イランのザリーフ外相が、「イランはサウジアラビアとの良好な関係構築の用意がある。だが、遺憾なことにサウジ政府側はこうした関係を求めていない」としました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は21日火曜、ロシア・モスクワで同国のラブロフ外相と共同記者会見を行い、「ペルシャ湾岸諸国を初め、近隣諸国との良好な関係作りはイランの外交政策の優先事項の一つだ」と強調しました。
ザリーフ外相はまた、イランはサウジやアラブ首長国連邦と相互尊重に基づく関係を樹立する用意があると表明しました。
さらに、ペルシャ湾地域に関するロシアの安全保障計画に触れ、「イランも同地域の安全保障を巡る『ホルモズ平和構想』を提唱している。これはロシアの計画と同じ方向性を持つ」と述べました。
ザリーフ外相は隣国イラクにも言及し、「イラクも地域の安全保障計画に協力する意向だ」とし、「イラクは地域の安全保障や安定において重要な役割を果たしうる」としました。
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