イラン外相「西側がテロリストの受け入れ、資金提供を停止すべき」
イラン国内でのテロを誘導していた組織の指導者が逮捕されたことを受け、イランのザリーフ外相が西側諸国によるテロ組織への支援停止を強調するとともに、「テロ組織は、欧米諸国にある自らの潜伏場所から、イランでの民間人殺害や暴動を引き起こしている」と語りました。
イラン情報省は1日土曜、公示を発表し、「アメリカから、イラン国内での破壊的かつ武装作戦を主導した、テロ組織『トンダル』の指導者ジャムシード・シャルマフドがイラン治安部隊の作戦により逮捕された」と表明しています。
ファールス通信によりますと、ザリーフ外相は1日夜、ツイッター上で、アメリカを筆頭とする西側諸国がイランとの戦闘や政権打倒を目論むテロリストを支援していることを指摘し、「西側諸国は、テロ組織に対する資金提供や受け入れをやめるべきだ」と述べました。
また、「テロ組織は、欧米諸国における自らの潜伏場所から、嫌悪感を撒き散らし、騒乱や殺害を組織化して、破廉恥にも罪のないイラン民間人の殺傷に対する責任を担っている」としています。
そして、イランに対する破壊工作を目論むテロ組織のメンバーを美化しようとする、西側諸国の工作に触れ、「欺瞞や詐欺ではこのようなペテン師的な行動を隠蔽することはできない」と語りました。
なお、アラヴィー・イラン情報大臣も今回のテロ組織トンダルの指導者の逮捕に触れ、「アメリカとシオニスト政権イスラエルがテロリストを支援するのも、自らに利益のあるうちだけだ」と述べています。
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