イラン最高指導者、「植民地国家は、国民を支配するために劣等感を生み出す」
8月 09, 2020 16:41 Asia/Tokyo
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、「植民地国家と覇権主義勢力は、彼らが支配しようとする相手の国々の国民の中に劣等感を生み出そうと努めている」と強調しました。
ハーメネイー師は、屈辱的な1919年8月9日にイギリス・ペルシア(現イラン)両国間で締結されたイギリス・ペルシア協定締結の記念日に際し、インターネットを通じたメッセージで、「その一例は、有名な1919年のイギリス・ペルシア協定である。つまり、これによって屈辱と公共の屈辱、失業、何の権限も持たない国民、という状況を実現させてしまった」と述べました。
1919年8月9日、当時のヴォスーゴッドウレ・イラン首相と当時の英国外務大臣であるカーゾン卿が有名な1919年協定として有名なイギリス・ペルシア協定に署名しました。
この協定によりますと、イランのすべての軍事および金融機関は英国の支配下に置かれ、鉄道への特権も英国に与えられました。
ヴォスグエドダウレと閣僚の2名が、この協定に署名する際に賄賂として英国から多額のお金を受け取ったと言われています。
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