イラン国会議長、「新型コロナの損失からの再建には多国間主義の強化が必須」
8月 20, 2020 19:08 Asia/Tokyo
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ガーリーバーフ議長
イラン国会のガーリーバーフ議長は、「新型コロナウイルスのパンデミックによる被害からの再建には、国際社会による多国間主義の強化と責任ある行動が必須である」と表明しました。
ガーリーバーフ議長は、第5回世界議会議長会議の初日に当たる19日水曜、「イランは他国同様、現在新型コロナウイルスと闘争中である。しかしながら幸いにも、その効果的かつ強力な健康管理システムにより、暴虐的で非人道的な米国の制裁にもかかわらず、多くの成功を収めている」と述べました。
そして、「IPU列国議会同盟は、今からポストコロナ時代の世界を再建するため、計画の立案とその真剣な実施について準備しておくべきである」としました。
さらに、「世界各国の議会は、新型コロナウイルス時代の困難な管理経験を教訓に、新しい金融メカニズムを通じて、特に違法で一方的な制裁に直面している国々に対して新たなレールを敷く必要がある」としました。
国連およびIPUが協賛して5年ごとに開催される第5回世界議会議長会議は今年、オーストリアの主催により19日と20日の2日間の日程で、テレビ会議方式で開催されています。
130か国が参加するこの会議での議題は、持続可能な開発、気候変動、新型コロナウイルスのパンデミック、移民問題、女性のエンパワーメント、および政策立案への若者の参加の増加など一般的に国連に関連したもので、その結果は最終的に国連の事業を支援することになります。
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