8月 24, 2020 01:40 Asia/Tokyo

シーア派3代目イマーム・ホサイン殉教を追悼するイスラム暦モハッラム月の到来と同時に、イラン北東部の聖地マシュハドにあるシーア派8代目イマーム・レザー聖廟は追悼一色となり、ドームに掲揚されている緑色の旗も黒旗に交換されました。

この儀式は、毎年モハッラム月が到来するとイマーム・ホサイン追悼儀式の開始のシンボルとして挙行されています。

この聖廟のドーム上の黒旗掲揚や聖廟内の黒布による装飾は、イマーム・レザーの殉教日を迎える今年10月20日まで行われます。

イランでは、モハッラム月の到来とともに、各地のモスクや各家庭の扉などに、イマーム・ホサイン追悼のシンボルとなる旗が掲げられます。

なお21日金曜より、イスラム暦は1442年がスタートしています。

イマームホサインとその教友らは、イスラム暦61年(西暦680年)、イラク・カルバラにて自己献身による殉教を果たし、それをもって、自由や名誉という教訓を全世界の人々に与えました。

イマーム・ホサインの蜂起の教訓は、特定の時代や地域に限定されず、今も全世界、全人類に薫陶を与えています。

 
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