イラン司法府、「預言者の神聖を侮辱した仏週刊紙は、現代の未開的無知を露呈」
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イラン司法府人権本部が、「仏の風刺週刊紙シャルリー・エブドによる預言者ムハンマドの神聖への侮辱は、現代の未開的無知を再び露呈させた」と強調しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 05, 2020 14:18 Asia/Tokyo
  • イラン司法府人権本部
    イラン司法府人権本部

イラン司法府人権本部が、「仏の風刺週刊紙シャルリー・エブドによる預言者ムハンマドの神聖への侮辱は、現代の未開的無知を再び露呈させた」と強調しました。

フランスの週刊風刺新聞シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)は1日火曜、イスラムの預言者ムハンマドを侮辱して物議をかもした風刺漫画を再度掲載しました。

このイスラムの価値を著しく貶める侮辱行為は、全世界のイスラム教徒から幅広い非難を浴びています。

今回掲載された風刺漫画は、2005年にデンマークの新聞が掲載したものでした。

シャルリー・エブドは、2012年と2015年にも預言者ムハンマドを侮辱する内容の風刺漫画を掲載したために、世界各地でイスラム教徒による抗議デモが起こり、その侮辱行為を非難されました。

同紙の事務所は2011年の襲撃を受けて以降、警察の保護下に置かれています。

イラン司法府人権本部は4日金曜に声明を発表し、シャルリー・エブドによる侮辱的漫画の再掲について、「これは、人間的な価値を嘲笑し、自由という神の恩恵を自分の誤った理解に結びつけ、自由を与える芸術のかわりに無作法な行為を世論に押し付ける、モダニズムという近代主義である」と指摘しました。

また、フランス当局や政府関係者がシャルリー・エブドに何ら措置を取らないことに遺憾の意を示し、世界の全ての自由思想主義者と人権団体に対し、自由という神聖な概念の番人となるため、同紙の嫌悪すべき行いを非難するよう求めました。

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は3日夜、シャルリー・エブドが預言者を侮辱する漫画を再度掲載したことを激しく非難し、「イスラムの偉大な預言者ムハンマドを初め、神の預言者に対するいかなる侮辱や不敬も決して認められない」と強調しました。

 

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