イラン大統領、「コロナ禍でイランをロックダウンに追い込む敵の陰謀は失敗」
9月 05, 2020 18:11 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、新型コロナウイルス蔓延期にイランに打撃を与えようとした敵の陰謀に言及し、「新型コロナウイルスを口実にイランをロックダウンに追い込むことを、敵やそのプロパガンダ機関は思惑としていた。だがそれは失敗に終わった」と強調しました。
ローハーニー大統領は5日土曜、新型コロナウイルス国家対策本部の会合において、イランの新型コロナウイルス対策の状況をめぐる外国メディアの否定的な宣伝に触れ、「イランが新型コロナ対策の分野で講じた措置は何であれ、外国メディアは否定的なニュースを捏造する」と指摘しました。
また、「アメリカはコロナ蔓延のさなかにあっても、イランへの医薬品搬入を許可しない」と強調し、「外国メディアはこれまでに一度として、“アメリカが犯罪に手を染め、イラン政府や国民に圧政的かつ不当な圧力をかけている”と報じたことはない」と批判しました。
そして、「我々は必ず、新型コロナウイルスに打ち勝つ」とし、「本日、イランでは知識の普及・習得が衛生プロトコル厳守のもとに開始された(注:新学年の開始を指す)。わが国の教育は最も厳しい状況においても決して停止することはない」と語りました。
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