イラン原子力庁報道官、「国内で新世代型遠心分離機の開発・製造が順調に進展」
(last modified Sun, 06 Sep 2020 06:42:31 GMT )
9月 06, 2020 15:42 Asia/Tokyo
  • キャマールヴァンディー報道官
    キャマールヴァンディー報道官

キャマールヴァンディー・イラン原子力庁報道官が、「わが国での新世代型遠心分離機の開発・製造のプロセスは順調に進展している」と語りました。

IRIB通信によりますと、キャマールヴァンディー報道官は「国内におけるIR6,IR8、IR9をはじめとする各種の新世代型遠心分離機は良好に試験を経ており、現在では研究開発の完成段階にある」と述べています。

また、「これらの遠心分離機はますます改良、合理化、効率化される。また近い将来、これらの機器の工業生産が決定され、確実にそれが実現されうる」としました。

さらに、IAEA国際原子力機関の最新報告に触れ、「イランは当然の事ながら、セーフガード規約上の2つの問題に関し、IAEAの質疑や曖昧点を解消することで、核合意関連の報告と同時ににセーフガード規約関係の報告が発表されることを期待している」と語っています。

今月4日、ラファエル・グロッシIAEA事務局長はイランとNPT核兵器不拡散条約のセーフガード上の合意に関する最新報告の中で、イランとIAEAの最近の合意成立を歓迎するとともに、「IAEAはイラン国内で要請していた2つの施設を査察できることになった」と表明しました。

 

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