イラン国会議長、「地域の背信的な統治者はシオニストの全犯罪共犯者」
9月 17, 2020 17:47 Asia/Tokyo
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ガーリーバーフ議長
ガーリーバーフ・イラン国会議長が、地域の一部のアラブ諸国とシオニスト政権イスラエルとの国交正常化を非難し、「たった今から地域の背信的な統治者らは過去からこれまでシオニストが行ってきたすべての犯罪の共犯者となる」と語りました。
イルナー通信によりますと、ガーリーバーフ議長は17日木曜、声明を発表し、パレスチナの理念に対する地域のアラブ諸国の統治者の一部の背信行為に反応し、「地域諸国の政権の多くはこれまで長年にわたり、絶大な憧れをもってシオニスト圧制者の血まみれの手に接吻し、辛酸を舐めさせられてきたパレスチナの被抑圧民の顔面に爪を立てている」と述べています。
また、「それにより起こったことは、パレスチナ人と聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの崇高なる理想を持つ、いくつかの国の支配者たちの長年の敵対の汚名と醜さを紙上に記したに過ぎず、シオニストたる敵との関係はいつの時代も正常で友好的だった」としました。
さらに、「パレスチナ国民なしでの解決の道は一切存在しないだろう」とした、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師の表明に触れ、「パレスチナは、イスラム教徒の若者に流れる血潮であり、イスラムの身体の一部であるとともに、地域のアラブ圏全体の若者の威信やプライドでもある。パレスチナに暴虐圧制を強いる輩は、人間性やプライドの欠片もない」と語っています。
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