10月 06, 2020 09:30 Asia/Tokyo
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皆さまは、イランが西アジア地域で学術論文発表数と引用数において第1位、世界で発表数第16位と引用数第17位であることをご存知でしょうか?

学術論文学術的資料の数は、その国の学問の発達状況を測るために現在手に入る唯一の情報源です。また学術的資料の増加は、その国における学問の活発さやダイナミズム、エネルギーの表れでもあります。一方、学術論文や学術的資料はその先の将来、多くの国々でテクノロジーや生産に活用されることから、学術論文の執筆に抜きん出ていることとテクノロジーに優れていることは、直接的な関係があるといえます。

スペインのグラナダ大学に拠点を置く研究機関「SCImago」によるランキングシステムは、学術論文数とその引用回数に基づいて、書誌データベース「Scopus」にある様々な国の高等教育機関を評価して順位付けしています。このランキングは、世界の中心的な大学や研究機関の成果を順位付ける、最新の最も総合的なシステムのひとつです。

2017年に発表された学術論文数に基づくSCImagoのランキングでは、イランはほとんどの分野において西アジア地域諸国の中で上位を占めました。雑誌「SCImago Journal & Country Rank」の調査では、西アジア地域におけるイランの順位は、全学術分野での論文発表数で第1位となりました。このデータに基づけば、イランの全学術分野での論文発表数は、世界においても第16位となっています。

イランはまたこの年、学術論文参照が西アジア地域で最も多い国となり、世界でも第17位となりました。

 

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