10月 06, 2020 16:11 Asia/Tokyo
  • ベラーヤティ顧問
    ベラーヤティ顧問

イスラム革命最高指導者国際問題担当顧問のベラーヤティ氏は、ナゴルノ-カラバフ地方をめぐるアゼルバイジャンとアルメニアの間の紛争には軍事的な解決策はない」と述べています。

ベラーヤティ顧問は、テヘランに本拠を置く新聞・ケイハーン新聞の6日火曜発行の記事に掲載されたインタビューの中で、アルメニアとアゼルバイジャン間の紛争は政治的に解決されなければならない、と強調し、「イランは両国によるいかなる軍事行動にも反対する。それは両国間の戦争の敗者は、民衆だからだ」と語りました。

そして、「イランはアルメニアとアゼルバイジャンの間の調停と平和のため、いかなる援助も惜しまないだろう」と強調しました。

また、アルメニアとアゼルバイジャンは国際的に規定された国境に戻るべきであるとする国連決議に言及し、「領土保全は国連憲章の原則の1つであり、イランも国連の一員としてこの原則を主張する」と述べました。

イラン外務省のハティーブザーデ報道官もツイッター上で、紛争の当事者は戦争法を遵守すべきで、民間人を標的にしてはいけないとし、「イランは、ナゴルノ・カラバフ紛争を解決するため、即時の停戦、アゼルバイジャンの領土保全の尊重、および政治交渉の開始を求める」と述べています。

アゼルバイジャンとアルメニアは、ナゴルノ・カラバフ地方をめぐり長年にわたり対立しています。 ナゴルノ・カラバフ地域をめぐる両国の紛争は1988年に開始されました。

新たな衝突は先月27日に始まり、これまでに両国軍は多数の死傷者を出しています。

 

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