10月 07, 2020 21:22 Asia/Tokyo
  • ハティーブザーデ報道官
    ハティーブザーデ報道官

イラン外務省が正式な書簡の中で、アゼルバイジャンとアルメニア両国に対し、イラン領にロケット弾が着弾したことに対するイラン政府の強い抗議の意を伝えました。

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は7日水曜、アゼルバイジャンとアルメニアからイラン領に砲弾が着弾した問題で、イラン側の行動について尋ねた記者の質問に対し、「イランの国境警備隊が、アゼルバイジャン・アルメニアの国境警備隊との会合でこの問題を追跡し正式な抗議の書簡を提出したことに加え、イラン外務省は公式文書において、両国に対し、領土保全と安全の侵害および市民への経済的損失に関するイラン政府の強い抗議の意を伝えた」としています。

また、イランは市民の安全を決して見過ごすことはしないとし、「アゼルバイジャンとアルメニアに対し、友好関係と善隣外交の原則に照らして、イランの主権と領土保全を尊重し、このような容認しがたい事件を二度と起こすことのないよう、必要なすべての安全対策を講じるよう求めた」と述べました。

最近、アゼルバイジャンとアルメニアの衝突が再発し、両国と隣接するイランの国境地帯では、村々に多数のロケット弾や迫撃砲が撃ち込まれ、5歳の幼児が負傷しました。

 

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