イラン西部ロレスターン州 諸天の天・ファラコルアフラーク城砦
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イラン西部ロレスターン州の州都ホッラマーバードにあるファラコルアフラーク城砦は、総敷地面積5300㎡に及ぶ貴重な史跡の1つです。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
10月 10, 2020 18:07 Asia/Tokyo

イラン西部ロレスターン州の州都ホッラマーバードにあるファラコルアフラーク城砦は、総敷地面積5300㎡に及ぶ貴重な史跡の1つです。

この城砦は、ホッラマーバード市内中心部にあり、古い高台、かつ水量豊かな湖の脇にたたずんでいます。

この城砦の名称は、アラビア語で「諸天の天」を意味し、他に第9の天という異名もあります。

この名称は、今から200年ほど前のガージャール朝時代につけられたもので、現在もこの名称で呼ばれていますが、城塞そのものが最初に建設されたのは、サーサーン朝時代(226~651)のこととされています。

一説には、ホッラマーバード市の形成はこの城砦から始まったとされ、その後徐々に街が城砦周辺へと拡大されていったということです。

歴史を通して、ファラコルアフラーク城砦は周辺地域を一望することができ、また外部からの侵略者を防衛するための砦として、安全な場所とされていました。

時に地域行政の中心地として、さらに隊商宿として使用された時期もあったとされています。

 

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