10月 10, 2020 20:02 Asia/Tokyo
  • ザリーフ外相
    ザリーフ外相

イランのザリーフ外相が、アゼルバイジャンとアルメニアが両国の係争地ナゴルノ・カラバフの停戦に合意したことを歓迎しました。

ザリーフ外相は10日土曜、ツイッターで、「ナゴルノ・カラバフでの敵対行為停止は、和平への第1歩だ」と記し、「イランは、近隣国であるアゼルバイジャンとアルメニアの両国に対し、国際法や領土保全の尊重という原則にのっとり、真剣な対話に参加するよう求める」と述べました。

また、ナゴルノ・カラバフの停戦成立に向けて、ロシアが建設的な役割を果たしたことに謝意を表明しました。

ロシアのラブロフ外相は、アルメニアとアゼルバイジャン両外相を交え、9日に10時間にわたりモスクワで開催された3者協議の終了後、「双方の合意に基づき、ナゴルノ・カラバフでの停戦は、10日土曜正午から発効される」と語りました。

アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地ナゴルノ・カラバフをめぐり、両国は1988年以降、対立を続けてきました。

ナゴルノ・カラバフをめぐる衝突の新ラウンドは、先月27日に勃発し、双方の軍や民間人に多数の死傷者が出ています。

 

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