11月 28, 2020 17:58 Asia/Tokyo
  • モフセン・ファフリーザーデ氏
    モフセン・ファフリーザーデ氏

日本の報道各社が、27日に起きたイラン人核科学者モフセン・ファフリーザーデ氏のテロによる暗殺について報じました。

イラン国防軍需省は27日金曜、同省研究革新機構のモフセン・ファフリーザーデ長官が武装したテロリストにより殉教ことを発表しました。

この事件については、日本の報道各社も詳しく報道しています。

東京新聞は、事件の詳細とともに、その後イランのザリーフ外相や最高指導者ハーメネイー師の軍事顧問を務めるデフガーン前国防軍需相がイスラエルの関与について言及し、さらにイスラム革命防衛隊が報復を宣言したことを伝えました。

日本経済新聞も、ザリーフ外相らのツイッターを通じた発言を伝えたうえで、米紙ニューヨーク・タイムズでもイスラエルが事件の背後にいると報じられているとしました。

時事通信は、亡くなったファフリーザーデ氏が過去にシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相により名指しで警戒対象に挙げられており、米国の専門家などから「イランの盛り返しに危機感を覚えたイスラエルが、来年1月のバイデン氏就任前にイランに打撃を加え、同時に米イラン間の対話機運を失わせようと狙っている」との見方が出ていることを指摘して、両者の対立が激化する恐れがあるとしました。一方で、アルジャジーラのインタビューを受けたイラン・テヘラン大学のマランディ教授が「イランの核計画は既に発展しており、若い科学者も大勢いる」と語り、今回のテロによる暗殺がイランの核計画にとって大きな打撃にはならないとしたことにも触れました。

 

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