11月 28, 2020 18:04 Asia/Tokyo
  • ファフリーザーデ氏
    ファフリーザーデ氏

イラン政府関係者らが、イラン核科学者モフセン・ファフリーザーデ氏のテロによる暗殺を非難するとともに、この重大犯罪の実行者を断固として処罰することを強調しました。

イラン国防軍需省研究開発機構で長官を務めていたファフリーザーデ氏は、27日金曜午後、テヘラン近郊でテロリストの襲撃を受けて暗殺されました。

イラン司法府のライースィー長官は、発表したメッセージにおいて、「関連する情報、安全保障、司法の各機関は、可能な限り速やかに、かつ全力を尽くして、犯人や雇われ工作員の特定および逮捕に関する情報を集めている。この犯罪に関わった者たちは、指揮者、計画者、監督者を含めて全員裁判にかけられ、その犯行にふさわしい罰を受ける」としました。

イランイスラム革命防衛隊のサラーミー総司令官は、この突出した核科学者が暗殺されたことを受けて、「事件の犯人に対し報復と厳罰を行う」としました。

ザリーフ外相も、「圧政者らの処罰は神の定めたものだ」と述べています。

アラヴィー情報相も、ファフリーザーデ氏に対するテロを引き起こした者たち、および実行犯に対し、この犯罪で流された血への報復を強調しました。

タフテラヴァーンチー国連大使は、今回のテロの原因は国家テロリズムであるとして、「イランは、人々の保護およびあらゆる侵略の抑止においてためらうことはない」と述べました。

また27日金曜夜には、ファフリーザーデ氏に対するテロへの反応の中で、「イランの突出した科学者に対する明白な国家テロは、はっきりと国際法に違反しており、西アジア地域に混乱や荒廃をもたらすために計画されたものだ」と指摘しました。

そして、「この行為は、国連安全保障理事会と国連事務総長によって非難されなければならない」と強調しました。

 

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