イラン大統領、文化遺産の保護に関するユネスコの努力を強調
1月 28, 2016 17:38 Asia/Tokyo
イラン大統領が、暴力の阻止、特に、テロリストによる文化遺産の破壊への対策に向けたユネスコの努力を求めました。
イラン大統領府のインターネットサイトによりますと、イランのローハーニー大統領は、28日木曜、フランスの首都パリで、ユネスコのボコバ事務局長と会談し、地域の文化遺産の保護に関するユネスコの役割と責任は重大だとし、「ユネスコをはじめとする全ての国際機関は、イラクやシリアといった国々にある人類の貴重な文化遺産を保護するために努力すべきだ」と述べました。
また、「残念ながら、地域の古代・文化遺産はテロリストによって破壊されている。これらの遺産が消滅すれば、さまざまな宗教や文化、思想が破壊される」としました。
さらに、ユネスコが、テロリストからの各国の古代遺産の保護と暴力への対策に集中するよう期待しているとしました。
一方のボコバ事務局長もこの会談で、一部の地域諸国でのテロリストによる文化遺産の破壊は、計画的な動きであり、人類の悲劇だとし、「テロリストの目的のひとつは、さまざまな社会の文化的な関係、過去との関係を絶つことにある」と語りました。
さらに、「地域の若者たちを過激な行動へと走らせるためのテロリストの努力に注目し、ユネスコは現在、若者たちの問題に力を入れており、その問題の調査を進めている」と述べました。
また、ユネスコの世界遺産リストに登録されたイランの遺産の4つの証書をローハーニー大統領に贈呈しました。
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