イラン大統領、「ウクライナ航空機事故は、苦く悲痛で信じがたい出来事だった」
1月 07, 2021 20:48 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「テヘラン近郊におけるウクライナ航空機事故は、1人の人間のミスから発生した、非常に苦くて悲痛な、信じがたい出来事だった」と述べました。
2020年1月8日、ウクライナ航空の旅客機は、故意によらない人為的ミスによりテヘラン近郊で墜落し、乗客167人および乗員9人全員が死亡しました。
この事故機の乗客のほとんどはイラン国民でしたが、32人の乗客は、カナダ、アフガニスタン、ウクライナ、英国、スウェーデンの5か国からのパスポートを持つ人々でした。
ローハーニー大統領は、ウクライナ航空機事故の犠牲者を追悼して、「この事故の原因がミスにあったとはいえ、犠牲者を出す危険な事故は引き起こされ、多くの優秀なイラン人が神に召された」と述べました。
続けて、「事件が精緻に調査され、機関による最終結果が、事故で家族を失った遺族の心に真の平安をもたらすことを願う」としました。
また、イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官を追悼し、「この上級司令官は、常に人々のことを考えていた。それは自国の人々に限らず、他のイスラム教徒や地域の人々にも及び、地域全体に偉大な功績をもたらした」と指摘しました。
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