イランで、西アジア最大のガス精製所が操業を開始
1月 21, 2021 21:19 Asia/Tokyo
イラン南部で、ローハーニー大統領の指示により、西アジア最大のガス精製所が操業を開始しました。
ガス精製所「ビード・ボランド」はイランの最大規模の産業プロジェクトのひとつで、国が制裁下に置かれた中、3年か弱で、国内の能力を支えに、投資額34億ドルで、南部フーゼスターン州で建設されています。この精製所は、原油に含んでいるガスを収集し、それを石油科学コンビナートのための原料に加工しています。
この精製所はまた、家庭用燃料メタンガスを生産しています。
また、1日あたりエタンガス1400トン、工業用ガス・ペンタン1300トン、液化石油ガス2000トンを生産しており、この精製所の操業によって、イランに年間7億ドル以上の収入をもたらすとされています。
ガス精製所「ビード・ボランド」は、2020年に世界3番目の超大プロジェクトに選出され、イラン石油産業で、これまでにイラン石油産業史上の死亡事故なし記録を保持しています。
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