イラン外務次官、「シリア危機の行く末における最重要のシナリオは国家分裂の阻止」
4月 27, 2016 16:01 Asia/Tokyo
イラン外務省のアミールアブドッラーヒヤーン・アラブアフリカ次官が、「シリア危機の行く末における最も重要なシナリオは、同国の分裂を阻止することだ」と語りました。
IRIB通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン次官は27日水曜、テヘランにあるアッラーメ・タバータバーイー大学で実施された、「シリア情勢の検討」に関する専門的な会合において、「国民の団結、シリアの領土保全、そして同国の分裂阻止に向けた措置が、シリア情勢の将来における最も重要なシナリオである」と述べています。
また、18カ国で構成されるシリア支援国際グループにおいて、イランが際立った役割を果たしていることを指摘し、「イラン、ロシア、中国、レバノン、エジプト、アルジェリア、そしてそのほかの一部の国は、シリアの政治的な将来が、ニューヨークやウィーンで決定されてはならず、シリア国民自身が決めるべきだと考えている」としました。
さらに、「アメリカ、サウジアラビア、フランス、イギリスなどの国々は、シリアの政治的なプロセスにおいて同国のアサド大統領の辞任を強調しているが、現実を目の当たりにし、アサド大統領が辞任すればその後を引き継ぐのがテロ組織ISISであることに気づかされている」と語っています。
アミールアブドッラーヒヤーン次官はまた、ISISとの対抗に当たってのイランの軍事・治安機関の賢明さに触れ、「テロリストは、一時はイラン国境殻50キロの地点にまで接近していたが、治安機関の慎重な措置により、彼らはイラン国境を越えられなかった」と述べました。
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