1月 27, 2021 17:37 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー・イラン国連大使
    タフテラヴァーンチー・イラン国連大使

タフテラヴァーンチー・イラン国連大使が、「シオニスト政権イスラエルの外交政策の主要素は、欺瞞と被害者ぶることだ」とし、「わが国は、イスラエル政権の脅迫に対する自己防衛を自らの権利とみなしている」と強調しました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー大使は26日火曜、パレスチナ問題を議題としてオンライン形式で行われた国連安保理会合において、「過去5年間、イスラエル政権は、安保理決議2231に公然と違反し、あらゆるチャンスに核合意の破壊を試みた」とし、「イスラエルの外交政策の主要素は、欺瞞と被害者ぶることだ」述べています。

また、「国連創設以来のこの75年間にわたり、パレスチナ問題が世界最長の危機として国連総会と安全保障理事会の課題になっている中、安保理は数十年にわたって、イスラエルによるパレスチナ占領を集結させられず、また、国内外の数百万人の抑圧されたパレスチナ人の基本的権利の擁護はおろか、4つの主要な国際犯罪すべてを一度ならず数回も犯した破廉恥な占領政権に立ち向かうことすらできていない」としました。

さらに、この状況の原因に関して、「安保理がその任務の遂行に失敗した原因は、国際法や倫理・人道上の原則と矛盾とするかたちでアメリカが全面的かつ組織的にイスラエル政権を支援しているためであることは、語らずとも明白である」と語っています。

そして国際社会に対し、危機への対処および、危機のさらなる悪化とその地域的および国際的な平和と安全への悪影響を防ぐために、全力を尽くすよう求めました。

最後に、パレスチナ国民の理想に対するイランの支持と、民族自決という本質的権利や、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都とした独立国家パレスチナの建国を含む、パレスチナのすべての不可侵の明白な権利の完全な実現へのイランの支援を、改めて強調しています。

 

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