4月 28, 2016 18:03 Asia/Tokyo
  • イラン国会議長が、核合意の実施を強調

イランのラーリージャーニー国会議長が、包括的共同行動計画と呼ばれる核合意の実施を求めました。

イルナー通信によりますと、ラーリージャーニー議長は28日木曜、テヘランで開催された、『西アジアの地政学的情勢』と題する会議の中で、この核合意に関する27日水曜のイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の演説にふれ、「西側は、信用できない。彼らはその取決めを履行しなければ、イランは自国の可能性によって、彼らにその取決めを履行させるだろう」と語りました。

また、「核問題において、イランは賢明な態度をとった。なぜなら、ウラン濃縮を含むイランの活動の多くは定着し、これによって西側は、自作した問題を終結させなければならなくなった」としました。

ラーリージャーニー議長はさらに、地域情勢やテロの脅威について、「西側はテロ対策において真剣ではなく、アメリカをはじめとする西側は、地域諸国の石油などのエネルギー資源の略奪を追求している」と述べました。

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