イラン専門家会議 声明を発表「米の核合意復帰は、制裁解除なしには有害」
2月 22, 2021 21:05 Asia/Tokyo
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イラン専門家会議
イランイスラム革命最高指導者の任命やその任務履行の監視役を務める専門家会議は終了に当たる声明を発表し、「米の核合意復帰は、制裁解除なしには利益がないばかりか、むしろ有害になる」としています。
IRIB通信によりますと、イラン専門家会議は、今回の会合の終了に当たって声明を出し、「イラン国民があらゆる問題や困難に耐え、対抗することで、イランに対するアメリカの圧政的な制裁や最大の圧力行使という政策は、色あせたものとなり、失敗に終わった。そして、世界の人々はアメリカのもう1人の論理に欠けた邪悪な大統領が、歴史のゴミ箱に捨てられたが、国民を支えにしたイランイスラム体制は、依然として威風堂々と前進していることを目にしている」と表明しました。
また、「世界の覇権主義国は、アメリカが核合意に戻るか否かは、イラン国民の抵抗に影響を与えることはなく、制裁解除なしでのアメリカの核合意復帰は利益がないばかりか、有害になるであろうことを認識すべきだ」としています。
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