3月 15, 2021 17:05 Asia/Tokyo
  • タフテラヴァーンチー・イラン国連大使
    タフテラヴァーンチー・イラン国連大使

タフテラヴァーンチー・イラン国連大使が、国連事務総長および安保理議長に宛てた書簡において、駐イラク米軍基地への最近の攻撃にイランは一切関与していないとし、「イラク義勇軍に対する米の空爆は国際法違反である」と語りました。

イルナー通信によりますと、タフテラヴァーンチー大使は14日日曜、この書簡において、シリア・イラク国境地帯にあるイラクの義勇軍への米の最近の攻撃を強く非難するとともに、「シリア・イラク国境でのアメリカの攻撃は地域的な緊張を高め、テロ組織の利となるだけである」と述べています。

また、「このような危険な行動は、国連憲章第51条の自己流の解釈に基づいて完全に誤った形で正当化され、地域諸国の主権への侵害であるとともに、国際法や国連憲章に対する重大な違反の最たる例だ」としました。

さらに、「在イラク米軍基地への攻撃は、イランの支援する部隊・勢力によるものだ」としたアメリカ代表の主張に触れ、「米国連大使は、イラクでのいわゆる『非政府系民兵組織』への支援のかどでイランを非難しようとしたが、これは過去と同様に強く否定されている」と語っています。

最後に、「イランは、直接的または間接的に、イラクにおける米国に対する個人や組織による武力攻撃に関与していない」と強調し、「このことから、我々は在イラク米軍基地攻撃にイランが直接あるいは間接的に関与したとする主張を否定する。これは全く事実無根で法的有効性がなく、無効だ」と結びました。

 

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