May 01, 2016 22:06 Asia/Tokyo
  • イランのオルミーエ湖の再生に向けて、イラン、日本、国連が協力

イラン環境保護局のエブテカール長官が、同国北西部のオルミーエ湖の再生におけるイラン、日本、そして国連の協力を、きわめて有益で効果的なものだとしました。

イラン副大統領を兼任するエブテカール長官は、IRIB国際放送記者のインタビューに対し、「オルミーエ湖の再生に向けたイラン、日本、そして国連の3段階目の協力においては、教育計画と農業関係者の参加の誘致の対象が、第1段階での23の村落から、2016年には90の村落へと増加している」と語っています。

また、「このプロジェクトにおいて、農業関係者は水の合理的な利用、作付けモデルの改善、開発の拡大を目的とし、必要な教育を受ける。これまでに得られた成果では、水の使用が40%節約されている」と述べました。

さらに、「オルミーエ湖周辺の全ての集落の農業モデルの改善により、長期にわたる天然資源の維持やこの湖の再生が保証されるだろう」としています。

オルミーエ湖は、立て続けに干ばつに見舞われたこと、またこの湖に注ぐ河川の水量が減少したことから、水位が低下しています。

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