イラン大統領、「米が責務履行に復帰すれば我々も復帰」
3月 31, 2021 19:32 Asia/Tokyo
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ローハーニー・イラン大統領
ローハーニー・イラン大統領が、「米が強い意志をもって制裁前の状況に立ち戻るなら、我々もその日に自らの全ての責務を履行する」と語りました。
IRIB通信によりますと、ローハーニー大統領は31日水曜、閣議において、「制裁はイラン国民に対する甚大は圧制であり、解除されねばならない」とし、「アメリカが強い意志を持つなら、1日で全ての制裁を解除することができる。そうすれば、我々も本来の全責務履行に復帰する」と述べています。
また、「制裁の責任は100%アメリカにあり、誰もそれを疑うことはできない」とし、「アメリカはトランプ前政権時代に制裁、法違反行為、非人道的行為、テロに訴え、イラン国民からすべてを奪った」としました。
そして、「前米政権時代の関係者は人々の食糧と医薬品にまで制裁を行使した。地域やイラン、パレスチナ人、そしてアメリカ国民にとってアメリカ史上最悪の政権は、かの邪悪なトランプ政権だった」と語っています。
最後に、バイデン新米政権に対し、「あなた方はテロ行為を続け、まだ我々の外貨資産を凍結しそれを私たちに返還していない。あなた方は我々の取引を停止させ、ワクチン購入をも阻んでいる」と結びました。
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