イラン北東部に400年前から伝わる石材研磨技術
(last modified Mon, 05 Apr 2021 05:48:07 GMT )
4月 05, 2021 14:48 Asia/Tokyo

イラン北東部ホラーサーン・ラザヴィー州の中心都市マシュハドには、400年の歴史を誇る石材による石材の研磨の技術、およびそれによる各種の装飾品製造方法が伝わっており、それらは家庭で使われているだけでなく、観光名所や博物館でも目にすることができます。

マシュハド市内に伝わる研磨技術は、ホラーサーン・ラザヴィー州内に豊富に存在する石材サーペンティーン即ち、蛇紋石を用いたものです。

サーペンティーンは、石質が柔らかいことからあらゆる形状に作り上げることが可能です。この石材が採れる主要な鉱山は、マシュハドの鉱脈地帯からビーナールード山系にまで広がっています。

マシュハドの研磨による芸術は、箔押し、透かし彫り、書道文字、彩色、絵付けといった、さまざまな細工や技術を組み合わせることで、美しい石のオブジェクトを作り出します。これらの作品は、国内で使用されるほかに、イラクや中央アジア諸国にも輸出されています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ