イラン法務次官が駐テヘラン日本大使と会談 司法分野での両国の関係拡大・深化の必要性を強調
イランのアッバースィー国際問題・人権担当法務次官が、日本の相沢 駐テヘラン大使との会談で、司法・法務分野での両国関係の拡大・深化を求めました。
イルナー通信によりますと、アッバースィー次官はこの会談で、両国間の受刑者移送協定の締結・調印に触れ、これを両国の司法・法務関係における重要な足がかりだとして、「我々は、民事、刑事、通商および犯罪人引渡しに関する司法・法務の相互支援に関する協定を締結および署名することにより、両国間の法的および司法関係をより高いレベルに引き上げる準備ができている」と述べました。
また、「イランと日本の間で13会期にわたり人権対話が行われたことは、両国が対話を通じて、地域的および国際的な舞台で自国の関係を拡大していきながら役割を果たすことができるという事実を反映している」としました。
さらに、国際・人権フォーラムにおける日本の原則に基づいた合理的な姿勢と、人権フォーラムでのイランのために賛成票を投じたことを賞賛し、それを二国間人権対話の結果だとしています。
そして、「過去10日間で、ガザ地区ではシオニストによるパレスチナの女性と子供たちの殺害、また数万人の抑圧されたガザ住民の難民化という事態が発生したのを、私たちは目撃している」とし、「我々は、日本政府が国際舞台でこれらの犯罪を阻止する役割を果たすことを期待している」と語りました。
一方、相川大使もこの会談で、諸々の提案を歓迎するとともに、これらの提案を可及的速やかに本国に伝え、検討していくと述べました。
続けて、パレスチナ人の子どもたちが殺害されたことに遺憾の意を示しました。
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