イラン大統領選ライースィー候補「世界との交流は近隣諸国が優先」
(last modified Mon, 07 Jun 2021 19:39:24 GMT )
6月 08, 2021 04:39 Asia/Tokyo

第13期イラン大統領選挙に出馬したライースィー候補は、「世界との交流は確実に行うが、国の経済があるひとつの契約に待たされてはならない」としました。

イランプレス通信によりますと、ライースィー候補は6日日曜夜に行われたテレビ政見放送で、次期大統領選で当選した場合の自身の外交・経済分野の政策について、「国の経済をもたつかせてはならない。契約の締結のために一日、契約の実施のために一日、契約の復活のために一日。このような政治は正しくない」と語りました。

また、「イランは世界中の国と発展した関係を持つことができる。とはいえ、近隣諸国が、政治、経済、文化面での交流で優先される」としています。

さらに、核合意を巡る協議には反対ではなく、制裁が国に影響を及ぼしていることも否定しないとした上で、「経済外交は政府の政策課題のひとつであり、これは、地域・世界各国との経済交流におけるイランの成功の基盤となりえる」と述べました。

ライースィー候補はさらに、「抵抗経済の方策や国内のキャパシティの活性化によって、経済問題は解決可能である。言い換えれば、制裁を無効化できれば、国の経済はダメージを受けることはなくなるだろう」としています。

第13期イラン大統領選挙は、今月18日に全国で実施される予定です。

 

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