イラン大統領選ジャリーリー候補、「国内にはコロナワクチン製造のための良好な可能性が存在」
(last modified Mon, 07 Jun 2021 20:36:13 GMT )
6月 08, 2021 05:36 Asia/Tokyo
  • イラン大統領選ジャリーリー候補
    イラン大統領選ジャリーリー候補

第13期イラン大統領選挙の最終候補者の1人であるジャリーリー氏が、「私が思惑とする次期政権の保健体制計画においては、新型コロナウイルスをはじめとした、重要な計画が注目されている」と語りました。

イラン国際通信・イランプレスによりますと、ジャリーリー候補は7日月曜、記者団に対し、「新型コロナウイルスは、保健衛生分野に加えて、社会の経済や社会的な分野をも巻き込んでいる」と述べています。

また、「コロナ感染の撲滅や社会の苦痛緩和のため、保健衛生体制はもちろん、特に経済・社会の分野をはじめとした様々な分野での包括的な計画を有する必要がある」としました。

さらに、コロナ対策に向けたワクチン接種の必要性を指摘し、「国家は、様々な分野において躍進を遂げる必要があり、そうした側面の1つが保健衛生である」と語っています。

そして、「国家の素晴らしい可能性の1つはワクチン製造だ」とし、「あらゆる問題をはらんだコロナウイルスは、ワクチンの生産および国外輸出に向けた良好なチャンスを国家にもたらしうる」と述べました。

最後に、「イランは、価値のある措置を講じることのできる、ワクチン製造の分野で卓越した専門家を有している」としています。

第13期イラン大統領選挙は、今月18日に全国で実施される予定です。

 

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