イラン外相、「米のイラン国民への暴力は経済テロによって続いている」
(last modified Sun, 04 Jul 2021 08:32:43 GMT )
7月 04, 2021 17:32 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外相
    イランのザリーフ外相

イランのザリーフ外相はツイッターで、1988年のイラン航空655便撃墜事件で無辜の人々がアメリカにより殺害されたことに触れ、「米国のイラン国民への暴力は、経済テロというかたちで今も続けられている」と記しました。

イルナー通信が3日土曜に報じたところによりますと、ザリーフ外相はツイッターで次のように述べました。

「33年前のこの日、アメリカはイラン航空655便を撃墜し、乗客乗員の民間人290人全員を殺害した。当時私は、まだ若い一人の外交官として、アメリカがこの悲劇を引き起こしたことについて謝罪を拒否する様を目撃した。アメリカのイラン国民に対する暴力はこの事件より大分前から始まっており、今日もなお経済テロによって続いている」

1988年7月3日、イラン南部の港湾都市バンダルアッバースから、アラブ首長国連邦ドバイに向かっていたイラン航空655便が、ペルシャ湾上空でアメリカのミサイル巡洋艦ヴィンセンスにより撃墜され、子供66人、女性53人を含む乗客乗員290人が殉教しました。

この事件後、アメリカ政府関係者はこの許されざる犯罪を正当化するため、矛盾した理由を列挙してこの敵対行為を誤射と吹聴しようとしましたが、ヴィンセンスに最新鋭のレーダーシステムが装備され、また飛行中の事故機が旅客機であったことがはっきりしていたことなどから、誤射の可能性はなく、これが完全に敵対行為であったことは明らかでした。

 

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